歯科金属アレルギーは何ですか?の解説
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歯科金属アレルギーは何ですか?
乳歯と永久歯の虫歯の違いについて教えてください。
回答
乳歯は永久歯と比べてエナメル質、象牙質の厚さが約1/2と薄く、神経の入っている歯髄腔は大きいので、あっと言う間にC3の虫歯(神経まで達する虫歯)になってしまいます。
さらに、乳歯は歯と歯の接触が面接触(永久歯は豊隆があるので点接触)なので、歯と歯の間が汚れやすく虫歯になりやすいのです。
痛みに対してはある所までかなり鈍感で、突然痛いと言い出して慌てて歯医者に行くと、その時には神経まで達する虫歯になっている事が多いので、普段よりお口の中を観察し、小さな穴や怪しい歯があったら早めに歯医者に連れて行ってあげてください。進行した虫歯は麻酔が必要となり治療も大変なため、子供の頃に歯医者は痛い・怖いというイメージを持つと、大人になってからも影響します。
また、乳歯の下には、永久歯のもとである歯胚があることを忘れてはいけません。乳歯の虫歯を放置すれば次に生えてくる永久歯や、歯並びにも影響が出てしまいます。硬いものが噛めなくなり摂食の発達が阻害されたり偏食にもなってくることによって、顎の発育も悪くなります。
まれに、心臓や腎臓など体の他の部分に感染が及ぶことあります。
乳歯は、生えかわるからと虫歯を放置してはいけません。
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